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クサカゲロウ Chrysoperla sp. |
クサカゲロウ科(Chrysoperla)
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いいやつ度:★★★
透き通るような緑色の翅を持つ昆虫。
カゲロウといえば、はかなく数時間で死んでしまうほど寿命が短い昆虫として知られるが、
こいつは、同じ「カゲロウ」と名がついても別物で、
成虫になってからも、餌(花の蜜)を食って、花粉を運んだりと働いてくれる。
幼虫は、一見テントウムシの幼虫のような姿だが、ちょっとだけスリムな感じ。
こいつも、アブラムシを食ってくれるので、かなりいいやつ。
アブラムシ以外にも、小さなクモやその他の昆虫なども食うみたい。
卵は「うどんげの花」と呼ばれるもので、糸の先端に白い卵がついていて、繊細できれい。
仏教?の言い伝えでは、三千年に一度しか見られない「優曇華の花」ということらしいが、
実際は、花(植物)ではないし(確かに、花のように見えなくもないが…)
、うちの庭では、三千年に一度どころか、毎年見られるのであった(^^;
白と黒の幾何学模様が、一見グロテスクにみえるが、よく見るとモダンな感じ(笑)
ヤマトクサカゲロウの幼虫か?
これは、小さな虫を捕まえたところ。
アリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)と近縁なだけあるなぁと思わせる大きなアゴ。
翅は、透き通った浅緑色。
儚げな姿は、幼虫のときには想像も出来ない感じ。
でも、数時間で死んでしまうようなヤワなやつではないのであった。
うちの庭で、受粉作業にきっちり働いていただきます(笑)
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