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ウスバカゲロウ Hagenomyia micans |
ウスバカゲロウ科(Myrmeleontidae)
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いいやつ度:★☆☆
縁の下の乾いた砂地などに、すり鉢型の巣を作り、落ちてきたアリなどの小さな昆虫の体液を吸うという、おなじみのアリジゴク。
最近では、見かけることが少なくなった。
ウスバカゲロウという小さい虫の幼虫である。わかっていると思いますが、「薄翅」であって、「うすバカ」ではありません。念のため。(^^ゞ
害虫アブラムシの味方であるアリをやっつけてくれるので、いいやつなのだが、アリを捕らえる成功率がものすご〜く低いので、
果たして、貢献しているのかどうかは不明。
ふぁーじ宅の軒下で発見。
最初に見つけたときは、まさか住宅地にこんなのがいるとは思わなかったので、びっくり。
幼虫の状態で、2〜3年を過ごすらしい。
アリジゴクには悪いが、そっと掘り出してみた。(^^ゞ
頭のわりには、大きなハサミ(あご)を持っていて、これでアリをがしっと捕まえる。
前に歩くことができず、後ろずさりだけで、すり鉢の穴を掘る器用なやつ。
人の手の温度で弱るので、急いで観察したあと、元の場所へ戻してやった。
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