ナメクジ類 Limax marginatus 等 コウラナメクジ科 (Limacidae)

こまったやつ度:★★★

雨の日や夜間に、音もなく忍び寄ってきて、あらゆる植物を貪り食うやつ。
そして銀色に光る痕跡を残し、見つかる前に去っていく。
逃げ足が速いわけではないのだが、大発生すると駆除が大変。

チャコウラナメクジ ナメクジといえど種類があり、我が家にもっぱら出没するのは、このタイプ。チャコウラナメクジか?
頭に近い背中に甲羅の痕跡のようなヒレみたいなのがついている。
普段は目立たないが、捕まえられて逃げようと、もがいた時に「これが甲羅の痕跡かぁ」と観察できる。(^^ゞ

チャコウラナメクジ卵 キラキラ光る透明な粒々は、ナメクジの卵。透明なキャビアのようである。
たいてい、何粒かまとまって産み付けられている。
この中から、ちっさいミニナメがたくさん孵化するのである…(ーー;

チャコウラナメクジ卵 秋〜冬にかけて土の表面やごく浅いところ、植木鉢の裏などで発見することが多い。
画像のように、土の表面に埋もれたようなものは発見しにくく、やっかいである。
見つけ次第、速攻袋詰めして駆除!




◆ ふぁーじVSナメクジとの戦いの巻 ◆

<酒かすトラップ>
コウラナメクジ科のナメクジは、アルコール類で誘引されるようだ。
ビールで誘引・溺死させるのはよく用いられる方法。
しかし、ふぁーじ家では普段ビールは常備していないし、
まして、ナメごときに飲ませる分などない。(きっぱり!)
市販のナメ駆除剤は、メタアルデヒドが主成分。
が、メーカーによって良く誘引するものとそうでないものとがある。
成分は同じなので、含有濃度の差か?

ナメクジトラップ 半額セールで買った薬剤が, 我が家ではあまり効かない感じだったので、アルコール系の誘引剤として酒粕を使用してみることに。
後始末を考えて、冷凍食品の入っていたトレイを利用。


ナメクジトラップ 1〜2cm角にちぎった酒粕を置き、まんべんなくメタアルデヒド剤をふりかける。
後は、ナメクジの出没しそうなところに置くだけである。 雨上がりや夕方が特に効果的である。
薬剤は濡れると効果が半減するし、なによりも見た目がグロテスクになるので、くれぐれも雨や水がかからないように注意する。
ナメがつかまったところで、トレイごと廃棄処分。


ふぁーじの庭では、市販のものより、安価でずっと良く捕殺することができている。
ちなみに酒粕は1袋150円で2年以上使用しているが、まだまだ残っている。
賞味期限はとっくに切れているが、ナメのやつにはこれで充分。(^^ゞ
一応、乾燥を防ぐために密閉して冷蔵庫で保存している。

<対ナメ用銅イオンバリア?>
コウラナメクジ科のナメクジは、銅イオンを嫌うらしい。
ふぁーじ家のナメは、大半が隣の空き地から入ってくると思われる。
そのため、空き地との境界に、銅イオンのナメバリアを作ることを思いついた。

ナメクジバリアホームセンターで銅板を購入。結構、高かったが、ナメのためには仕方がない。(~_~;)


ナメクジバリア 細長くカットし、ブロックやレンガを上において、ずれないように敷いていく。
で、効果のほどはというと、ナメが減ったような気はするなぁと思ってるが、直接捕殺している効果の方が上回っているような気もするし、いまいち不明。
ただ、銅板の上にナメの這い跡を発見したときには、話が違〜う!と、かなりショックであった。

むしむしぱらだいすTOPへ戻る
節約!ガーデニング道場 Copyright(C) 2003-2009 ふぁーじ