モンシロチョウ  こまったやつ度:★★☆

モンシロチョウといえば、春のキャベツ畑でひらひら飛んでいるイメージがあるが、実はキャベツ以外にも、野菜の中では比較的多いアブラナ科植物を食害する悪者だったりする。
キャベツ・ブロッコリーはもとより、ダイコン、カブ、コマツナ、ミズナ、チンゲンサイ、ラディッシュなど被害にあったものは数知れず。。。
意外と知られていないが、草花であってもアブラナ科であるスイートアリッサムやストックなどのも食害される。


モンシロチョウタマゴ ブロッコリーの葉裏に産み付けられた卵。
1mmちょっとで細長く薄黄色。縦向きについている。

モンシロチョウ幼虫 モンシロチョウの幼虫は、コナガの幼虫と異なり、葉の表側についていることが多い。
じっとしている幼虫のほとんどが、天敵に見つからないようにするためにか、葉の軸に沿って止まっている。人間にはバレバレなのに。。。(^^)


モンシロチョウ幼虫 幼虫は、体表には細かいうぶ毛が生えているので、マットな質感。(笑)
このくらいの大きさになると、あっという間に葉を食べつくしてしまう。
しかし、寄生蜂(アオムシコマユバチなど)に産卵されることも多く、このくらいまで成長すると、死んでしまうものも多い。


モンシロチョウサナギ ふぁーじや寄生蜂が見逃してしまい、サナギにまでなったもの。
サナギになっても、触ればぴくぴくと動く。


モンシロチョウ成虫になって、スイートピーの蜜を吸っているところ。
もう、うちの菜園には戻ってくるんじゃありませんよ〜だ。(^^;)

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