モンクロギンシャチホコ
Wilemanus bidentatus
シャチホコガ科(Notodontidae)
こまったやつ度:★☆☆
遠目で見ると、葉っぱの枯れかかった部分に見えるが、近づいてみれば、ぷりぷりしたイモムシ。 どこにでもいそうな感じだが、準絶滅危惧種だそうな。
シャチホコガ科の幼虫は、しっぽの先を上げて威嚇するのでその名がついている。頭としっぽの先がくっつくくらいに完全なエビ反り体勢をとる種類も多いが、こいつはそこまでワザを極めていないようだ。中国雑技団にでも修行に行ってきなさい!
よく見ると、かなり複雑な模様をしてるようだ。赤茶色部分にも濃淡がある。
この複雑さのせいで、枯れかけた葉っぱと見間違ってしまう。
上から見たところ。端から端まで一直線につながった線が、着ぐるみのファスナーのようで、中から何か出てきそう…とか想像してはいけません(--;
頭の部分がフルフェイスのヘルメットかぶってるみたい。
節約!ガーデニング道場
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