▼コガネムシ類 悪いやつ度:★★★
なんだか最近、植物の生育が悪いなぁと思っても、なかなか原因が見当たらないときは、こいつの仕業であることが多い。
成虫も植物を食害するが、大きな被害をもたらすのは幼虫。
土の中で孵化し、腐葉土などの有機物を食べて成長するが、やわらかい植物の根などがあれば、当然そちらのほうがうまいらしく、文字通り根こそぎ食べてしまう悪党。
見た目は、カブトムシの幼虫の縮小タイプ。初めて見る人はカブトムシかと思って喜ぶが、最近は、カブトムシが一般地の庭に産卵することは皆無に等しいので、早めに駆除しましょう。(^^;)
見分け方は、成長したコガネムシの幼虫は大人の小指を曲げたサイズで、カブトムシは親指を曲げたサイズと覚えておきましょう。(^^)
土から掘りあげて明るいところに出されると、どこかにもぐろうと体を伸ばして移動する。移動速度は見た目によらず結構速いので、駆除するときは放置しておかないように。(^^ゞ
画像の幼虫は、素早く動くと撮れないので、仰向けにひっくり返して撮影したもの。
体長1cm程度の小さなコガネムシ。
背中がまだら模様なので、そのままセマダラコガネという名前。(^^;
やわらかい葉やつぼみ・花弁を食害する。
成虫の食害跡。
花弁を食うというよりも、花のめしべ・おしべと基部を食うことが多いみたい。
筒状花(インカービレア)にもぐりこんで、基部とまわりの花弁を食ってしまった。
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